|
|
理事長挨拶 |
|
|
NPO法人AWAがん対策募金
理事長 勢井 啓介 |
2008年にリレーフォーライフ徳島(主催/日本対がん協会 後援/厚生労働省他多数)を開催したのをきっかけに、翌年の1月からがん患者・家族の会“ガンフレンド”を開催し、患者・家族の情報交換の場ができました。その中で、患者・家族の方の声から経済的負担・情報不足・未承認薬の認可など多くの問題に対して、今できることをやっていこうとの思いで『AWAがん対策募金』設立を呼び掛けるようになりました。
このNPO法人は広く県民を対象とし、すべてのがん患者並びにその家族の経済的負担を軽くする為の援助活動の支援、がん医療の均てん化に役立つ患者・患者会等への活動の支援、在宅緩和ケアにおける支援、未承認薬早期認可に向けた活動の支援に貢献します。
特に、経済的な支援はがん患者の就労問題にもあり、がんと診断されると、3人に1人が職を失い、平均年収が半減してしまうという調査結果もあります。
がんになったら治療のための経済的な負担が大きく、それに長期間は耐えられずに、標準的な治療を受けることを断念したり、より費用の安い治療を選んだり、なかでも経済的な理由で治療を断念し、そのことが原因で亡くなられた方もおられます。
経済的負担の解消・軽減のためにどういった形での支援が最良なのか、これからたくさんの声を聞き、それを形にしていきたいと思っております。
皆様の声とお力添えをいただくことで、この『AWAがん対策募金』に集まる善意をますます身近で、少しでもがん患者・家族の方のお役に立つことができるよう、今後とも温かいご支援をお願いいたします。 |
|
|